11月の初め、照井壮平写真展『狼煙』が銀座で開催されました。私も会期の終盤にあたふたと上京したのですが、代官山蔦屋さんに寄らせていただくのも目的のひとつでした。こちらの書店は早くから『狼煙』に関心を持ってくださり、はやばやと発注もくださったので私たちも大いに励みになったのです。納品などでお世話になったスタッフの清水はるみさんに、ぜひご挨拶させてもらいたい。そんな気持ちで足を運びました。
おしゃれなカフェやブティックが並ぶ街並みを抜けると、見えてきましたよ。
「いつ来ても素敵?」と思いながらドアをあけ、まっすぐアートブックのコーナーに行くと平積みにされた『狼煙』が!
いやはや、感慨深いです。自分の手がけた本が、代官山蔦屋さんに並ぶ日が来るなんて。(東京に出張すると立ち寄っていた憧れの書店さんなのです)
人生って思いもかけないことが起こるのだから、来年はニューヨークやパリの書店に『狼煙』が並んでいたりするかも、とちょっと思ってしまいました。
こちらはスタッフの清水はるみさん。「写真撮らせてもらっていいですか?」と尋ねると「あ、本を持ったほうがいいですね」とポーズをとってくれました。(お忙しいのにありがとうございました)
清水さんを紹介してくれたのは写真家の照井壮平さんで、私はこのたびが初対面です。メールのやりとりで仕事を進めさせてもらっていましたが、とてもていねいに対応してくださるのでありがたく思っていました。
そして実は清水さん、写真家としても精力的に活動をされています。写真を厳しく見るプロが、『狼煙』を仕入れてくださったのも嬉しいことでした。
アートブックの棚もこんな感じで、時間を忘れるような空間。
そして私が購入したのはこの一冊です。
硲さん(道音舎のデザイナー)の影響を受け、私も勉強せねばと思った次第です。
そういえばこの日、照井さんからメールが入り「清水さんによろしくお伝えください」とのことだったのに、私はすっかり忘れておりました。今さらですが清水さん、照井さんがよろしくとのことでした!(きたうら)
代官山 蔦屋書店
http://real.tsite.jp/daikanyama/
(オンラインショップでも『狼煙』をご購入いただけます)