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沖ノ島・狼煙 掲載(フランス/ オンラインマガジン)

2023.02.16 |

こんにちは、ユイです。
今朝から止まらないくしゃみに、春の訪れを感じています。

さて「沖ノ島」と「狼煙」の2冊が、フランスのオンライン・マガジン Blind Magazineにて、「クリスマスに手に取りたい本」として紹介されました。


Blind Magazineは、ニュースや文化的、社会的、地理的現象の報道を通じて、世界に関する視覚的なストーリーを、フランス語と英語で伝えるオンライン・マガジンです。
所属するのは世界各地で活躍するジャーナリスト。彼らが取材の中で目にしたものや手に取った多様な素材について、さまざまな角度からの視点を交えて、ビジュアルと共に紹介しています。

記事の日本語訳はこんな感じ。

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4. 松原時夫/ 沖ノ島

沖ノ島は、日本に存在する神秘的な島の一つ。
このほんの1 平方キロメートルほどの土地は、物理的な次元を超えたパラドックスを生み出している。

「写真には、天候や潮の干満、海藻の上り具合などのすべてが影響します。
毎日違うことが起こる海が、僕は昔から好きでした。」

多様な光や気象の変化を利用して、彼は今も島の豊かな色彩を切り取り続けている。

5. 照井 壮平/ 狼煙

熊野・大峯・高野山の三大霊場の新たな側面を、『狼煙』によって世界に知らしめた照井壮平。
ページをめくるたび、紀伊半島南部の鬱蒼とした森の中へ、失われた小道へ、木々に覆われた寺院へ、太平洋を見下ろす滝へと、その本は私たちを連れて行ってしまう。

時に楽しみ、時には苦悩しながら彼が写し取った数々の瞬間の傍に、ぽとりと言葉が添えられていたりする。
写真家・照井壮平は、その場所の本来の精神性のゆりかごを求め、山々の写真を撮る。

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この記事は、2022年12月15日に掲載されました。

(ユイ)