こんにちは、ユイです。▽
かまどの下の灰までgalleryにて開催された、松原時夫と井上智象 写真展「everyday life」に行ってきました。
どの写真からも、レンズの向こうの人々の息遣いが聞こえそうな気がしました。
あるいは寄せて返す波の音や潮風のにおい、カモメの鳴き声が。
古いエアコンから吐き出される冷たい風や、冷蔵庫の異様に大きいモーター音が。
何を今更なのですが、写真って、写真家の方々って、すごいですね。
この日、印象に残った松原さんの言葉を紹介します。
「先月発売されたThe Light Observerの6号を読んでね、びっくりしましたよ。
海外の、会ったこともないキュレーターの方々が自分の写真を見て、自分が全く意図して撮影したことをそのままずばり言ってくれていたんですよ。言葉が分からなくても会話をしなくても、写真から伝わっているんだなと嬉しくなりました。」
(The Light Observerの該当の記事については、こちらの記事で日本語で紹介しています)
もちろん私も嬉しくなりました。
この日は残念ながら、井上智象さんは不在でした。
私個人は井上さんとはまだメッセージのやり取りでしか交流がないのですが、周囲から「いのちゃん」と親しみを込めて呼ばれているわけがわかるぐらい、字面越しでもその真っ直ぐさが伝わってくるような気さくで優しい方でした。
(ここで使用している写真も、1枚目以外は井上さんからの借り物です・・!)
実際にお会いできるのが楽しみです。
かまどの下の灰までgallery様の一角で、道音舎の本をお取り扱いいただいております。
いつも面白いテーマで展示をされているので、和歌山市にお越しの際はぜひお立ち寄りください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(ユイ)